注目キーワード
  1. 引継ぎ
  2. 同僚
  3. 社内ニート

つまらない仕事ばかりで辛い!つまらない仕事との向き合い方

つまらない仕事は辛いですよね。サラリーマンは仕事を選べないことが多いので、簡単に仕事内容を変えることは難しいものです。今回は、そもそもなぜ仕事がつまらないのか、そして、そんな辛い仕事への向き合い方を紹介します。

仕事がつまらない原因

ここでは仕事がつまらないと感じる原因を探ります。ただ、目の前の仕事が「つまらない」だけでなく、そう感じる心の本質を見つけることが大事です。

報酬と努力が釣り合わない

報酬はモチベーションを大きく左右します。例えば、ノルマを達成するため毎日汗水垂らして努力し、部内で一番の達成率を実現したのに、全く昇格せず、上司に媚びを売っていた人が昇格した、などです。今後どのように頑張ればいいのかわからなくなり、いつしか頑張る気持ちがなくなってしまいます。頑張りに報酬が伴わなければ、自分は会社から必要とされていないと感じ、やる気がなくなり、仕事がつまらなく感じてしまいます。努力しても評価基準が曖昧で、自分が正当に評価されていないと知ると、途端に仕事がつまらなくなります。

職場に尊敬できる人がいない

職場に「こんな人になりたい!」という尊敬できる人がいないと、頑張ってもこの人と同じような性格や見た目に染まっていくのだと、日々に張り合いがなく、仕事がつまらなくなります。面白いのが、業界や会社によってカラーがあり、知らぬ間に自分も染まっていきます。例えば、みんな目が死んでいたり、余裕がなくダボダボのスーツを着ていたり、覇気がなくどんよりした空気が当たり前になったりなどです。頭の良い人はそれに気づいてしまうと、染まらぬように、その環境にいることさえ苦痛になっていきます。自分の能力が部下や同僚、上司より優れていると思ったり、向上心のないメンバーに囲われてしまうと、本当に仕事がつまらなくなります。

やりたいことと違う仕事内容

新卒一括採用の波に乗り、とにかく大きい会社に入りたい!と、やりたいことよりも条件面で仕事を選ぶ人は多いです。しかし数年働くと、条件だけでは自分の人生が豊にならないことが分かってくるのです。やりたい仕事が出来ていない理由には以下のものがあります。

・給与がいいので、仕事内容には目をつぶっている
・入社前に思っていた仕事内容と実際の業務に乖離が大きい
・希望の会社に入社できず、なんとなく入れる会社に入った
・やりたいことがわからないからしょうがない、と自分を洗脳している

仕事がつまらない場合、このような理由からどう頑張ってもやりがいを見出せない場合もあります。

将来の目標がない

将来の目標がないと、仕事がつまらなく感じます。特にやりたい仕事がなく、とりあえず大企業に入った人やなんとなく入れる会社に入った人に多いです。仕事に関しては大きな目標がなくとも、プライベートで子供の学費を貯めたい、マイホームを購入したい、など明確な目標がないまま働き続けている人も、「仕事がつまらない。何のために働いているのか。」とモチベーションが上がらない場合が多いようです。

つまらない仕事から抜け出そう!つまらない仕事との向き合い方

仕事がつまらないと感じ取れるあなたは、つまらない仕事でも続けられる忍耐力、単にあなたの能力が高いと言ったケースが考えられます。「つまらない」なりにも工夫をして、前向きに働けるよう努力しましょう。

将来の目標を明確にする

将来の目標を立てて、つまらない仕事を乗り切りましょう。例えば、「今週は金曜ロードショーをリアルタイムで見たいのでそれまでに余裕を持って仕事を終わらせる」「今日は何時までにこの仕事を終える」などです。また本心で、仕事で出世したい、仕事で成長したいという気持ちが全くない方はプライベートでの目標を持ちましょう。
例えば「マイホームのためにいつまでにいくら貯金する」などです。目の前の仕事というより、働いて収入を得るところに重きをおきましょう。「つまらない」と考える時間はもったいないので、将来の目標を立て、それに向かって進んでいるのだと前向きに捉えましょう。

つまらない仕事を極める

つまらない仕事でも、その仕事に携わっている人のみが気付ける改善点があるはずです。日々改善し、効率化を測り、その仕事のプロフェッショナルになりましょう。たとえばエクセルでマクロを組み、誰でも簡単に作業できるような仕組みを作ったり、作業をマニュアル化し、正確で効率的な作業の実現を測ったりと、与えられた仕事の中で組織に貢献しつつ自分の経験を積みましょう。目の前の仕事に全力を尽くしているうちに、誰かの目にとまり思わぬ出世につながったり、転職のアピール材料になったりします。つまらない仕事は辛いですが、腐らず自分の価値を高めていきましょう。

上司に相談する

どうしても仕事がつまらなくてしんどい場合には、上司に相談して改善策を見つけましょう。例えば、自分が評価されていないと感じて仕事がつまらなく感じている場合は、「どのような人が評価されるのか、自分はどう改善したら良いか」と具体的に聞いてみましょう。また、どうしても仕事内容を変えたい場合は「部署異動はあとどれくらいでできそうか」聞いてみましょう。具体的に確認することが大切です。

転職する

どうしても仕事がつまらな過ぎてしんどい場合は、思い切って転職しましょう。業界や会社、環境を変えるだけで気持ちがリフレッシュしますよ。

自己投資に全力を尽くす

会社で生きがいを感じられない場合、プライベートで自己投資し、成長しましょう。例えば転職したい人は、数年後転職に活かせるスキルを身に付けましょう。また、仕事に目標がないのであれば、趣味を充実させましょう。習い事に通ったり、カルチャースクールに通ったりして、新たな人と出会いましょう。仕事の外で自分が生き生き出来る場所を見つけると、会社での人間関係や仕事内容がいかに視野の狭いものだったか気付くでしょう。

つまらない仕事に潰されるな!原因を明確にして前向きに働きましょう!

つまらない仕事を毎日こなすことは簡単ではないですし、辛いですよね。でも、「つまらない」ことを続けているあなたには「続ける才能」があるのです。意識を変えて、つまらない仕事を自分の経験のために使ってやりましょう。会社に「使い殺される」のではなく、意識を変えてこちらから「使い倒してやる」意気込みで働きましょう。