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退職届はいつまでに提出?重要ポイントもまとめました

「会社を退職したいけど、いつまでに退職届を出せばよいのかわからない」と悩んでいませんか?

本記事では、退職届をいつまでに提出すれば良いのか、執筆の際の注意点などを網羅的にまとめました。

退職届の提出は「円満な退職」に必要不可欠ですので、ぜひ本記事の内容をご参考にしてください。

 

退職届はいつまでに提出?

 

以下の内容で記事を進めていきます。

・退職届の提出期限

・退職届の書き方

・受理されなかった時の注意点

順番に解説していきますね。

 

辞める2週間前までに提出

結論「退職届の提出は辞める2週間前まで」が原則です。

しかし勤務されている会社によって「就業規則」の中に、退職届は辞める〇週間前までに提出してください。

と記載されている可能性もあります。

 

原則として民法上では、辞める2週間前までですが、勤務先の規則として1か月前であれば、1か月前に提出するのが望ましいです。

退職届の書き方

次は退職届の書き方を見ていきましょう。まず、用意するものは下記になります。

・白の便せん(B5)

・白の封筒

・ペン準

備物は上記です。なお、便せんに段落線が入っていてもなくても、どちらでも構いません。

書き方としては、下記のサイトが参考になります。

https://doda.jp/guide/naiteitaisyoku/

 

退職届の書き方は、勤務先でフォーマットが用意されている場合もあります。

テンプレートを使用するのもありですが、書き方についても一度会社に確認するが望ましいです。

受理されなかった時の注意点結論「退職届」が受理されなくても、会社を辞めることは可能です。

というのも、あくまで就業規則は民法には勝てません。

 

民法上でも、「退職は労働者の自由」とされていますので、会社から「あなたのことは辞めさせません」と言われても、辞めることは可能です。

ただ一つ注意点がありまして、それは「退職願」ではNGです。

基本的に退職願の際は、退職届のように書面を用意する必要はなく、口頭で伝えても問題はありません。しかし退職届の際でしたら、封筒の表面にも「退職届」としっかりと記載し、こちら側は退職を決めていますという意向をしっかりと伝えましょう。

退職届を提出後の確認ポイント

では次は実際に「退職届を提出後の準備点」について提示していきます。

個人によって準備するものは異なりますが、下記の要素はできれば準備していきたいですね。

・転職に向けての準備

・会社の引継ぎ準備

・失業保険など引継ぎ準備

順番に解説していきますね。

 

転職に向けての準備

まずは仕事がないとお金も貰えないですし、生活には必須ですよね。

勤務中に転職の手続きを済ませている方は問題ないかもですが、退職届を提出後に転職の準備をするのもありです。

というのも、働きつつ転職の準備をするのは、忙しくて時間もないですし、「まぁ、この会社で良いか」と適当な転職になってしまう可能性があります。

 

やりたいこと仕事が決まっているなら話は別ですが、適当な転職は「ブラック企業に転職してしまう」という最悪の結果に繋がるケースもあります。

それならばしっかりと時間を確保して、有給中に転職の準備を進めるなど、時間の確保は意識して確保しましょう。

 

会社への引継ぎ準備

会社を辞める前に、引継ぎはしっかりと行った方が良いです。

もちろん会社は組織ですので、誰かが辞めても「回る仕組み」は出来上がっています。

しかし何も引継ぎをされずに、あなたが請け負っていた仕事を行う方は、どうしても最初は辛いですよね。

 

引継ぎは「報連相」のマナーの一つでありますし、サラリーマンの必須項目です。

自分なりのやり方でも良いですし、注意点は必ず引継ぎを行いましょう。

「会社が嫌で、誰とも話したくない」という方は紙面の引継ぎでも大丈夫です。

 

むしろ紙面での引継ぎの方が、忘れたときに見直しやすいですし、長期的に見れば紙面の方が相手にとってもありがたいです。引継ぎはサラリーマンのマナーですので、今一度引継ぎ事項を確認しておきましょう。

 

失業保険など、保険の準備

失業保険をもらいたいと考えている方は、今働いている会社に「離職票」をもらいましょう。

離職票は誰にでも渡すものではなく、あくまで「こちら側から、会社に申請する」という流れですので、しっかりと会社に伝えるようにしましょう。

そして離職票をいただいたら、印鑑など必要書類を持って「ハローワーク」に行きましょう。

 

失業保険に必要な手続きはハローワーク側が主導で行ってくれますので、まずは「会社に離職票の申請をする」ことを忘れないようにしましょう。

立つ鳥跡を濁さずです

「もうやめる会社だし、適当で良いか」となってしまうのは、あなたの人生にとって損をしてしまうことになります。

適当が癖になると「次の会社でも適当になる」につながりますし、仮にやりたいことをこの先やるのであれば、逆に今は「やりたいことへの準備期間」と捉えることもできるでしょう。

 

今までも「あなた一人では仕事はできなかった」と思うので、感謝を込める必要はないですが、最後まで引継ぎを含めしっかりと業務を行っていきましょう!

退職届の重要ポイントまとめ

というわけで記事は以上です。記事のポイントをまとめますね。

・退職届は2週間前までに提出

・退職願ではNG

・転職活動は時間を確保しよう

・会社に引継ぎは入念に

・失業保険は「離職票」を忘れずに

 

記事前半でも書きましたが、退職届は「円満な退職」に必要不可欠です。

提出するまでは少し面倒と思うかもですが、逆に退職届さえ提出してしまえば、あとは退職するのみです。今後の人生を飛躍させるためにも、今を準備期間と定めて、最後までやり抜いていきましょう!