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20代の若手社員が「仕事に行きたくない」と思ったときの科学的対処法

突然ですが、若手社員の皆様に質問があります。
「最近やる気が出ないな」「仕事に行きたくないな」と思ったことはありませんか?

本来であれば、20代の若手の時期はいろいろな仕事を経験し、どんどん仕事能力が伸びていく時期。毎日の仕事がマンネリ化してきている30代、40代のビジネスパーソンよりも、やる気に満ちあふれている時期のはずです。

ところが、仕事に対してモチベーションが下がっている若手社員が本当に増えてきています。これって本当にもったいないことです。
モチベーションをしっかりと上げて、前向きに仕事に臨むことができれば、あなたの仕事力はどんどん上がっていきます。

この記事では「仕事に行きたくない」「仕事を辞めたい」と、仕事のモチベーションが下がっているあなたに、おすすめのモチベーションアップ法をご紹介したいと思います。
ぜひ試してみてくださいね。

「やる気が出ない……」「仕事を辞めたい……」は、なぜ起こる?

まずは、20代の若手社員のモチベーションが下がっている原因を探ってみましょう。あなたにも当てはまるものが必ずあるはず。
モチベーションを上げるには、モチベーションが下がっている原因をきちんと知り、それぞれの原因に対する解決策を探すべき。

一度自分自身の働き方や毎日の過ごし方を見直してみましょう。

働く意味がわからなくなる

あなたはなぜ働いていますか?
自分の仕事力を伸ばすためでしょうか。単純にお金を稼ぐためでしょうか。または、彼女や奥さんのためと答える人もいるかもしれません。

この質問に即答できる人はそんなに多くありません。そもそも考えたこともない人が多いかもしれません。
自分が「働いている意味」がわからないと、モチベーションが上がりません。当たり前のことですが、「もっと頑張ろう」「もっと結果を残そう」といった前向きな気持ちが湧いてこないからです。

単純作業ばかり任される

若手社員の頃は、どんな仕事でも積極的に挑戦するべきです。
ところが、現実は20代の頃は自分で仕事を選ぶことができません。基本的には、上司から仕事を指示されることでしょう。やる気や気概を持っていても、職場や職種によっては、毎日単純作業ばかりを任されることも少なくありません。

1日の仕事が単純作業ばかりだと「自分でなくてもこの仕事は務まるのではないだろうか」と疑問が湧いてきます。やる気に対する仕事が見合っていない状態は、モチベーションを大きく下げてしまうのです。

疲れがたまっている

若いからといって無理をした働き方をしていると、単純に疲労が溜まっていきます。しかも、体は無理が利くので、自分が疲労を溜めていることに気づきません。

精神的にはやる気があるはずなのに、なぜか空回りしている状態が続くと、最終的には無気力な状態になります。
きちんと働いていれば、それ相応に体も心も疲れていきます。自分は大丈夫だと高を括ってはいけないのです。

やる気・モチベーションは科学的にアップ可能!

若いからといって、ガムシャラにやる気を出そうと思っても、そう簡単にはうまくいきません。「頑張ろう頑張ろう」と思っても空回りするだけなのです。
やる気やモチベーションは、「科学的に上げる」べきなのです。科学的にやる気やモチベーションを上げるとは、科学的に実証された方法を実践する、ということ。

それはつまり、「誰でもできる」方法を実践するということ。
さぁ、今日から新たな気持ちで仕事に臨めるよう、一緒に実践していきましょう。

まず手と足を動かす

「どうしてもやる気が出ないな」と思いながらも、真面目な人は休むこともなく、出社していることでしょう。ですが、気分が乗らないのですから、仕事の効率も悪くなり、ますますやる気が減少しています。

おすすめなのは、何も考えずに「手や足を動かす」こと。と言うのも、脳は「新しいこと」を始めるのには莫大なエネルギーを消費するのですが、一度始めてしまえばその後の継続にはエネルギーを消費しにくい、という特徴があるからです。
つまり、最初に「さぁ、早速仕事をしよう!」と意気込んで仕事をするのではなく、「とりあえずメールを返そう」と手を動かしているうちに、やる気が出ていくものなのです。

営業でも同じです。「新規の営業先を獲得しよう!」と意気込んで外に出るのではなく、「とりあえず外に出てみようかな」と足を動かす意識で動き始める。
そうすることで無理なく仕事のやる気スイッチを入れることができるのです。

集中力を生むゴールデンタイムを利用する

脳がフル回転している「ゴールデンタイム」を知っていますか?
そのゴールデンタイムとは、朝起きてから2~3時間と言われています。このゴールデンタイムを活かさない手はありません。

やる気やモチベーションとは別に、脳がフル回転しているわけですから、面倒な「考えなくてはならない仕事」を朝一でこなしてしまうのです。
朝一で面倒な仕事を片付けてしまえば、あとはのんびりと仕事をこなせばよいだけ。いい意味で自分に無理しないスケジュールを組むことができるのです。

生活習慣を見直そう

最後に生活習慣を見直しましょう。
当たり前のことですが、睡眠不足の人がやる気やモチベーションを高く保てるはずがありません。睡眠は単純に体を休めるためのものではありません。

使いすぎて疲れた脳を休める時間であり、手に入れた情報を整理する時間でもあるのです。
しっかりと眠り、いいリズムで仕事に臨めるようにすることで、自然とやる気が湧いてくるわけです。

脳の力を最大限にアップしよう!

やる気やモチベーションは、がただただガムシャラに上げようとするべきではありません。「脳の力」を「科学的」に高めることで、自然と上がっていくものなのです。

20代のあなたの仕事力はこれからますます伸びていくばかりです。ぜひ、科学的にやる気やモチベーションを高めて、毎日の仕事を楽しみましょう!