仕事が暇な時、空き時間ができた時、そんな時にはスキルアップを図るに限ります。
せっかくの空き時間、有効活用しない手はありません。
スキルアップをするのであれば、どのような職種でも通用するようなスキルを身につけるべきです。そうすれば色々な選択肢が増えます。自分の未来に繋がります。やる気、モチベーションを高めることができます。これは、あなたの体と心を健康にするためにとても良いことでもあります。
自分にはスキルが無い、こんな焦りを感じているあなたにとってこの記事が何かの手助けになれば幸いです。
空き時間を有効活用しよう!
仕事が暇な時、あなたはどのように過ごしていますか?
空き時間ができた時、あなたは空き時間のことをどう思っていますか?
きっと
「仕事が暇なのは自分のせいだ」
「会社に勤めているのに空き時間ができるのは悪い事だ」
と罪悪感を持っているかもしれません。
そんな時は空き時間についてこのように考えてみてはいかがでしょうか?
仕事が暇すぎる。そんな時ボーッとしてませんか?
「仕事が暇すぎて死にそうだ…」
こんな時は思考停止に陥っていることが多々あります。つまり、デスクに座ってボーッとしている状態です。何もすることが無いため特に何か考える必要がありません。ボーッとしていても時間だけは刻一刻と過ぎていきます。
これは危険な兆候です。危険と言っても会社にとって危険という意味ではありません。
あなた自身が危険なのです。
こう言ってしまうと、
「リストラされるとか職場に居場所がなくなるとかそういう意味でしょ?」
なんて思ってしまうかもしれません。
いえいえ、あなたの体にとって危険なのです。
というのは、ボーッとしている間にあなたの脳は退化しています。思考停止に陥れば脳の活動も著しく落ちます。そうなれば、脳が本来持つ機能もそれに合わせて退化してしまいます。何しろ脳を使っていないのですから。
これはあなたにとって何のメリットもありません。あなたを活用していない会社のせいで、あなたの体の機能が失われていく、とてもばかばかしいことなのです。
空き時間は神様が与えてくれた贈り物
そもそも、会社にいて自分の時間があるなんて素晴らしいことではありませんか。何しろ仕事をしなくて済むのです。しかも、何もしていなくてもお金がもらえるのです。
会社から言わせれば、やれ「効率が悪い」だの、「コスト削減に寄与していない」だの好き勝手に言うかもしれませんが、そもそも社員を有効活用できていないのは会社が悪いのです。あなたは悪くありません。
考えてみれば人生の中で自分の好きに使える時間なんてあるようで無いものなのです。
自由に使えてお金も貰える、まさに空き時間は神様が与えてくれた贈り物なのです。神様に感謝しましょう。そして、あなたを活用できていない会社に対して心の中で見下してやりましょう。ただし、本当に態度に現してはダメです。賢く行きましょう。
どうせなら今の仕事と関係ないことでもスキルアップしてみよう
スキルアップをするのであれば、どのようなスキルを上げていけば良いのでしょうか?
「会社にいるのだし業務に関連したスキルを上げようか」
それでは会社の思うつぼです。スキルとは自分を磨くためにすることです。業務に関係のあるスキルを上げても会社があなたを使いこなせていないのだから、ある意味会社に隷属してしまうことになります。業務に関係あるスキルを上げることそれ自体は良いのですが、あくまで未来を明るくするためにすべきです。
一方、今の仕事に関係ないスキルを身につければ、いざという時に会社から逃げられます。嫌気がさして辞めてしまうにしろ、予測不能な事態で会社が倒産しそうになっても、逃げてしまうことができるのです。
そのためには、むしろ今の仕事と関係ないスキルを磨くことに励むべきです。
ただし、空き時間に行うスキルアップはあくまで仕事をする上で必要なスキルに限定しましょう。ここで言う仕事とは、世間一般で働くという意味の仕事であって、今所属している会社の仕事という意味ではありません。
限定すべきと言った理由は仕事をしているフリをしないとスキルアップしていることがバレてしまうからです。例えば、あなたがシステムエンジニアだったとします。そこでいきなり行政書士の勉強を始めるのはあからさま過ぎます。絶対にバレない方法が確立されているのであればいいですが、そうでなければ仕事をしているように見せかけて勉強できるスキルを選んで勉強した方が良いのです。
スキルアップするならこれだ!
では、いったいどのようなスキルを身につけていけばよいのでしょうか?
端的に言うと、つぶしが効くスキルを身につけるべきです。その上で、勉強していてもバレない、バレにくいという点で考えてみると、いくつか候補が出てきます。
つぶしの効くスキルその1 Excel、Word
何は無くともExcelとWordのスキルアップは必須です。何しろExcelとWordはどこの会社でも使われています。逆に言うと、ExcelとWordが使いこなせなければ次の道が開けないと言っても過言ではないでしょう。
単に表が作れる、文字が打てるだけではスキルアップとは言えないので、これぐらいはできるようにしておくと良いです。
<Excel>
・表作成、グラフ作成
・テンプレートの使用(決裁書、見積書の作成)
・ピポットテーブルの使用
・関数の使用
<Word>
・ドキュメント作成
・テンプレート使用(社内文書、社外文書作成)
・既存ドキュメントの編集(文字、装飾の変更)
これに加えて、マクロが使いこなせるようになれば言う事なしです。
目安としてMOS(Microsoft Office Specialist)の資格取得を目指してみましょう。一般レベルの場合、業務で使っていればある程度は学習済みと言えます。これ以外に関数、修飾など業務でかかわりのない部分を補足すれば十分合格可能です。さらにテンプレートやピポットテーブルの使用、使える関数の種類を増やせばエキスパートの資格も取得できてしまいます。
このスキルアップのメリットとしては、Excel、Wordをいじっていてもバレにくく文句を言われることが無いということです。
つぶしの効くスキルその2 ブラインドタッチ、タイピングスピード
このスキルもつぶしが効くスキルです。キータイピングが早い人はそれだけ処理速度が速いので仕事ができる、という印象を与えることができます。何より、ブラインドタッチをしている人は見た目にもかっこいいのです。
このスキルの良い所は仕事以外でも役に立つことです。日常生活でもパソコンに触れる機会は多く、キータイピングが早ければイライラすることがありません。
スキルアップを図る上で、職場では既存ドキュメントの修正と称してトレーニングに励みましょう。間違ってもタイピング練習ソフトで訓練してはいけません。バレてしまいますからね。
つぶしの効くスキルその3 語学
これは業務内容にもよりますが、語学スキルを磨くこともできます。
自分の好きな語学を勉強できれば良いのですが、まずは英語の腕を磨きましょう。英語は公用語でどこに行っても通用します。英語の資料を読みこなし英文レターが書けるようになれば他の人にはできないスキルが身についたことになります。
いままでバカにしていた人を見返してやることもできます。
まずはTOEICで600点を目指してみましょう。TOEICは問題を解きまくれば短期間で急激にスコアを伸ばすことができます。実際、TOEICのスコアが良くてもビジネス英語を使いこなせない人は数多くいます。受験英語の要領で勉強すれば大丈夫です。
職場で勉強する場合には、情報収集と称してネット上の英語サイトを見ながら自分で和訳できるようにしてみましょう。その時、わからない言葉があれば、これまたネット検索で調べます。
このスキルアップで注意すべき点は、業務上英語を使わないのであれば一旦様子を見る事です。英語を使わないのに英語のサイトを見ていればバレてしまいますし、エロサイトでも見ているのではと、あらぬ疑いをかけられてしまう恐れがあります。
あくまで、もしできるのであればという条件付きです。
スキルアップに飽きてしまったら?
とは言うもののスキルアップをしていて疲れてしまったり、飽きてしまうこともあるでしょう。そんな時は一旦スキルアップための勉強を止めましょう。気が乗らない、嫌々やっている、こんな状態では何事も長続きしないのは今の仕事をしていて既にお気づきのことだと思います。
スキルアップは自分のモチベーションを高める意味もあります。モチベーションを無くしてしまうようであれば、スキルアップ以外のことで気分転換を図ることが重要です。
暇を活かして自分を磨こう
暇という貴重な時間、あなたにとっては宝物です。
せっかく得られたこの時間、自分にとって有意義に過ごさない手はありません。この時間をスキルアップに努めることによって、お金が貰えるばかりか、時間が有効活用できて自分の能力を上げることもできちゃうんです。
こんなにお得なことはありません。
さらに、つぶしの効くスキルを上げればいざという時にその能力を如何なく発揮できます。一挙両得どころか一挙四得なのです。
暇になったらスキルアップ!
この言葉を心の中に秘めて、職場でもバリバリ頑張っちゃいましょう!