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やる気が出ない40代、その原因と対策はこれだ!

「会社に勤めて早20年以上過ぎ、気がつけばもう40代」

サラリーマンになれば誰しも必ず通る道です。中堅からベテランになる頃でもあり、これから会社を引っ張っていく立場となり周りからも頼られる存在になる年頃でもあります。

しかし、何だかやる気が出ない、実際にはそんな状態に陥っていることは多いと思います。

40代でやる気が出ない原因は、“長年に渡る働き方そのもの”にあります。
やる気を起こす方法を考える上でこの点を踏まえないと結局何かしてもうまくいきません。

まずは、やる気が出ない実態について見ていきます。

やる気が出ない40代、その実態とは…

やる気が起きない対策を考える前に、まずは日常においてやる気が起きない状況について見ていきましょう。

「仕事に対する興味が薄れた」

「昇進できないから」

「周りに小ばかにされる」

たしかにそうかもしれません。

しかし、日常を見てみることでもっと深い部分を知ることができるでしょう。

会社勤めも中間地点、しかしながら…(まだまだこれから?いやもういいでしょ)

40代にもなると、会社勤めも中間地点、仕事に関してはベテランの域に達し、これから益々円熟味が増してくる、なんていうのはあくまで一般的に言われているだけです。現実的には上司には物事が言いづらく、部下には小バカにされ、仕事もルーチンワークでつまらない、こんな感じだと思います。

仕事がルーチンワークならばまだいい方で、ひどい場合だとつま弾きされた上で、何もすることが無い、なんてこともあったりします。

40代になるとこんな風になる

朝からやる気が起きません。それは何故か?特に変わったことが無いからです。

例えば、エクセルシートに数字を入れ、ワードで文章を作り、パワポで資料作り。完全なルーチンワークです。しいて創造性がありそうなパワポの資料作成に関しても、資料の内容は既に決まっています。文字を打ち、ちょっと目を引く図をいれて、これを何十ページにわたり作成していきます。これもある意味流れ作業です。

何となく午前中が過ぎ、いつもと同じ昼食を取り、昼休みが終わると午前中の作業を再開します。午後になると、やる気が起きない代わりに睡魔が襲ってきます。さらにため息も多くなってきます。こうして何とか就業時間も終わり家路につく、これが毎日繰り替えされています。

まさに人生そのものがルーチンワークと化しているのです。

とどのつまりやる気が起きない原因とは

やる気が起きない一番の原因は、ずばり「つまらないことを毎日我慢して繰り返している」からです。

なぜつまらないかは人によって様々あります。ルーチンワークそのものがつまらないと感じてしまうこともあります。仕事の内容がつまらないと感じる人もいます。つまり、仕事をしていても内職のようで面白くない、意味がわからないのにやらされている、意見しても反映されないと感じているのです。その他、昇進しない、昇給しない等々つまらない理由は千差万別です。

この「つまらなさ」はなぜ起きてしまうのでしょうか?

突き詰めて考えてみると、つまらないと感じるのはあなたのせいではありません。つまらない状態にしている会社が悪いのです。つまり、社員のモチベーションさえ上げることができないのです。モチベーションが上げられない会社が業績を上げられるわけがありません。

やる気が起きないのは決してあなたが悪いわけではありません。まず、その点が重要です。

やる気を引き出すにはこれだ!

こうした状態に対して何か打開策を見出す必要があります。

なぜなら、やる気が無くなることによってあなた自身の人生がつまらないものになってしまうからです。仕事のやる気の無さはあなた自身のモチベーションに悪影響を与えます。私生活においてもやる気が無くなり、いつしか人生そのものに対して無気力になってしまいます。無気力な人生、これほどつまらないものはありません。せっかくの人生、明るく楽しく生きたいですよね。

人生を楽しむためにも自分のモチベーションを上げていく必要があります。

何かモチベーションが上がることを探してみる

やる気を起こすには何はなくともモチベーションが上がることを探してみましょう。仕事に関して言えば、更新されていない資料を更新してみる、ファイルサーバに置かれた資料を区分けしてフォルダに入れてみる、こういった誰もやっていないけどやると何となく充実感があるようなことです。

何なら自分のパソコンのデスクトップをきれいにするのでも良いです。

仕事でモチベーションを上げるようなことが見当たらなければ、まずは私生活でモチベーションが上がるようなことを探してみましょう。一日百円貯金でも、筋トレを5分続けるでも何でも良いです。

要は自分がやる気になることを見つけ出すのです。

こういたことを積み重ねていくと段々やる気メーターが充電されていきます。

わずかながらのことに喜びを感じる

ちょっとしたことに喜びを見出しましょう。

これも何でも良いです。通勤途中で一円玉を拾った、保存したファイルのサイズを見たら同じ数字が揃っていた、弁当を買いに行ったらデラックス弁当が五十円値引きされていた、こういった偶然が目の前に起こるということは、つまりあなたには何かしら運があるということなのです。

ちょっとしたことに喜びを見出しましょう。

生きるためには必要だと割り切る

それでもやる気が起きない、そんな時は飯を食べるために仕事をしていると思い切って割り切りましょう。生きていくためには仕方のないことだと割り切るのです。

お金が無ければ何かしようと思っても何もできません。お金を稼ぐための手段として仕事を捉えれば、何かあったとしても対価としてお金をもらっていると割り切ることができます。

ある意味無機質でドライな考え方です。でも、こういったクールな姿勢でいることは自分自身を守るためには重要なことです。

やる気は創り出すもの。捻りだすものではありません!

一番大事なことは「やる気が無い時は無理をしない」ということです。逆に、一番やってはいけないことは「無理矢理やる気を引き出そうとすること」です。

やる気が出ない時、私たちはどうにかしようとしてやる気を起こそうとします。

ネットで検索すると

「やる気を引き出す10の方法」
「これをすればやる気が出る」
「サラリーマンがやる気を起こすためには」

といった方法が数多く紹介されています。いずれも、仕事に対する考え方を変える、キャリアプランを見直す、など仕事ありきな解決策ばかりです。

しかし、これは無駄なことです。なぜなら、そもそもつまらないからです。考えてみてください。つまらないと思っていることを無理に面白いと思うことができますか?仮に面白いと思うことにするとして、疲労感だけが残りませんか?そんなことは貴重な時間の無駄遣いです。

つまらなければつまらないでいいのです。

重要な事は先ほど述べた通り、無理をせず気の向くまま自分に正直でいることです。そのうち、やる気ができかもしれませんし、やる気が出ないかもしれません。どちらでもいいのです。

やる気は創り出すものであって、捻りだすものではない

このことを自分に誇りに思って日々頑張りましょう!