皆さんは仕事に情熱をもって打ち込めていますか?何がやりがいかわからない。何のためにやってるかわからん。飯食うためか。ライスワークだな。
という方って結構多いと思います。けど周りを見渡せばキラキラしたタイプの人材が妙に目に移り、今のままじゃだめだ。。。と落ち込むこともあるのではないでしょうか?
今回はそもそも『仕事に情熱を持つ必要はあるの?』という点考察したいと思います。
情熱を持ったサラリーマンは「6%のみ」らしいっすよ
少し古い調査ではありますが、ギャラップ社の調査では、日本の『熱意ある社員』は全体の6%という調査結果が出ています。
参照:https://news.gallup.com/reports/191489/q12-meta-analysis-report-2016.aspx
※ちなみにアメリカは32%らしいですよ。
もしご自分の会社が100人だとすると・・・6人しか情熱持った人がいないということ。かなり少ないですよね。。
けど日々会社は生き延び続けてます。
なんかすごいですよね。言い換えるとやる気はなくとも、何かしら働く理由があるメンツが世の中から対価を得て個人に分配するために、『何とか頑張っている』ということです。
法人という人格って摩訶不思議ですよね。面白い。。。
情熱を持つべきかやる気を出すべきか
仕事には情熱が必要だ!やる気が必要だ!というような強迫観念にかられがちだったりしますが。そもそも情熱とやる気って同じものでしたっけか?
情熱=やる気みたいなイメージが強いですが、果たしてそうなのでしょうか。英語で見てみると、、、
・情熱=パッション
・やる気=モチベーション
なんか別物ですよね。
情熱って『感情が燃え上がっている』ような意味合いで、やる気って何かしらの『動機付け』あってのものだと思います。
目的意識はやる気の源!では目的意識ってなんだろうか
ギャラップ社の調査では『熱意のある社員は6%』という言い回しがありましたが、情熱とやる気の意味を考えると確かに6%でもおかしくないのかな?なんて思ったりしません?
『みんなと同じ』と安心感を持てたかな?と思います。
改めてなんで働いてましたっけ?という目的意識について考えてみましょう。
目的意識って、、、『今やっていることのゴール』『達成したい、成し遂げたいモノ・コト』に目を向けることかと思います。
ライスワークはイケてない。ライフワーク、ライクワークが正義だ!みたいな風潮あると思います。
けど、ライスワークってよくよく考えると立派な目的のもと達成手段と仕事をしているということが成立するんじゃないかなと思います。
至極全うなことじゃないでしょうか。だって飯食わなきゃ死んじゃうし。。。
社会的意義=ビジョン共感がすべてではない。
情熱をもって会社の掲げるビジョンに共感し、社会的意義のある価値を創出せねば・・。なんて考えるのつらかったりしますよね。
なんでこの会社で働いてるかとかって結構『将来安定しそう、仕事が楽で給料もよさそう』とかそんな動機から入って跡付けて、仕事の内容に興味が持てるとかそんな意味付けをしてるんではないかなと思ったりします。
だからこそ、モチベーションって「目的」によって動機づけられ、コントロールできるものなんじゃないかなと思います。
まずは一旦ライスワーク(飯食うため)は目的の持ち方が明確でわかりやすいということを動機づけとして働いている理由として腹落ちさせてみましょう。
ちょっとは気楽になるのではないかなと思います。
そして決して会社が目指すべき方向に対して強く共感して一緒に作り上げるくらいの情熱を持つ必要って個人として考えるとそこまで強く考える必要がないのかもしれません。
さすが低空飛行的思考(低空思考)という感じですが、研ぎ澄ませて考えると、まずは生きていかねばということが一番大事ですよね。
個人の目的意識と会社の目指すべきビジョンをリンクさせると情熱わいてる風を演出できます
個人の目的意識と会社という法人格が目指すべきミッションはリンクしてますか?ここを無理やりにでもつなげていくことが、案外インパクトを与える仕事を生み出すような気がします。
何が言いたいかって、ライスワーク(飯食うため)の質を高めていけばいいのです。
例えばですが、ちょっとでもいい飯食べたいとなると・・お金が必要・・給料上げなきゃ・・昇格しなきゃ・・ちょっとでも貢献してアピールや!という流れが出来上がります。
何が言いたいかって、目的はなんでもいいんです。ただ目的の質を高めることで、努力しなきゃいけないレベルも上がるわけです。
努力しなきゃレベルを上げなきゃいけないということはアクションを質を上げなきゃいけないということになりません?
そうすればちょっとは割り切って会社のために!いうやらしいかもしれないながら良い動機付けになるのだと思います。
アクションの質が上がれば、周りの評価も上がりますし(情熱持ってるね!と評価される)、きっといいことありますよ。それくらいのキモチで働いてみてもいいのではないかと思いますよ。
まとめ
情熱ということばにとらわれず、『灯台下暗し』『隣の芝生は青い』という言葉があるように、一旦周『利己』に集中してみてください。そうすると目的が見つかります。
あとは簡単、目的の質を上げるとアクションの質が上がります。
情熱は6%の人材に任せて実のある仕事で自分も会社も、何だったら社会も三方良しを目指してみてもいいかもしれません。
ライスワークが世の中を支えてるんだということも頭の片隅に置いて、肩の力抜いていきましょう!